補習校に通うお子さまのためのオンライン国語レッスン

補習校には通っているけれど、宿題になかなか取りかかれない。漢字や国語が少しずつ難しくなってきた。家庭で宿題を見ることが親子双方の負担になっている——。

海外で日本語学習を続けているご家庭では、このようなお悩みは珍しくありません。このページでは、その理由と、補習校を続ける場合にも、やめるか迷っている場合にも、サクラ・チュータリングのマンツーマンオンラインレッスンがどのようにお役に立てるかをご説明します。

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補習校の国語や宿題が大変になりやすい理由

補習校に通っているお子さまが国語や宿題で苦労する背景には、単純に「国語が苦手だから」というだけではなく、海外で生活しながら日本語学習を続けることならではの事情があります。

よく見られるのは、次のようなケースです。

1現地校と補習校、両方の宿題を抱えている

平日は現地校に通い、そのうえで補習校の宿題にも取り組むため、学年が上がるにつれて負担が大きくなります。

特に現地校の宿題や課外活動が増えてくると、日本語の勉強に使える時間そのものが少なくなり、「分からない」というよりも、「取り組む時間がない」「始めるまでが大変」という状態になることがあります。

2高学年になると、国語で求められる力が大きく変わる

低学年のころは、漢字を覚えたり、文章に書かれていることをそのまま読み取ったりする問題が中心ですが、学年が上がるにつれて、長い文章を読み、内容を整理し、筆者の考えを捉えたり、自分の考えを文章で説明したりすることが増えていきます。

また、教科書に出てくる語彙や表現も少しずつ抽象的になります。

日常会話では日本語に困っていないお子さまでも、こうした「学習のための日本語」で急に難しさを感じることがあります。

3宿題が親子のストレスになってしまう

家庭で日本語の宿題を見ていると、どうしても保護者の方が「そろそろ宿題をしよう」「ここを直そう」と声をかける場面が増えます。

お子さまが疲れていたり、日本語の勉強に苦手意識を持ち始めていたりすると、宿題の内容そのものよりも、宿題を始めることや親子で取り組むことが負担になってしまう場合もあります。

特に思春期に近づくと、保護者の方から教えてもらうことを嫌がったり、「自分でやる」と言いながら、なかなか学習が進まなかったりすることも珍しくありません。

4保護者の方にも、教えるための時間が十分にない

現地校への送迎、仕事、家事、きょうだいの予定などがある中で、毎週の補習校の宿題まで丁寧に見ることは、決して簡単ではありません。

さらに、漢字の書き順や国語の読解、作文などを教えようとすると、「どこまで手伝えばよいのか」「どう説明すればよいのか」と迷われることもあります。

そのため、補習校に通っていても、少しつまずいたところがそのままになり、しばらくしてから大きな苦手につながることがあります。

5タイピングは平気でも、手で書くことを嫌がる

パソコンやスマートフォンを使って文字を入力することには抵抗がなくても、紙に文字を書くことは嫌がる、というお子さまもいます。

現在は、日常生活の中で手書きをする機会そのものが以前より少なくなっています。一方、日本語では、ひらがな・カタカナに加えて、多くの漢字の形や構造を覚えていく必要があります。

研究では、文字を自分の手で書く経験が、文字の形を認識したり記憶したりする学習を助けることが示されています。1特に漢字のように複雑な形を持つ文字では、見ることや入力することだけでなく、自分で文字の形を作る経験にも意味があります。

そのため、サクラ・チュータリングでは、必要な場面では手で書く学習も大切にしています。

こうした場合に大切なのは、単に宿題の量をこなすことではなく、どこで負担を感じているのか、どの力につまずいているのかを一度整理することです。

同じ「宿題が進まない」という状態でも、漢字が難しい場合、文章の意味が分からない場合、書くこと自体を負担に感じている場合、時間の使い方に困っている場合では、必要なサポートが異なります。

サクラ・チュータリングでできること

基本的には、お子さまとご家族のご希望を伺いながら、レッスン内容を決めていきます。

そのうえで、実際に一緒に学習する中で見えてきた「もう少し練習すると伸びそうなところ」や、つまずきの原因になっている部分を中心に、そのお子さまに合った内容を組み立てます。

補習校の宿題をお持ちいただき、レッスンの中で一緒に取り組むことも可能です。

手で書くことを嫌がるお子さまの場合は、最初からたくさん書かせるのではなく、無理のない量から始めます。漢字や作文についても、お子さまの現在の力に合った教材や方法を選びながら進めます。

最初の1か月の進め方

最初に、お子さまが現在どの程度の日本語を読み、書き、理解できるのかを確認します。

そのうえで、無理なく取り組めるところから、漢字や、その漢字を使った熟語、語彙の意味などを学んでいきます。

ただ問題を解くだけではなく、「分かった」「読めた」「書けた」という経験を少しずつ増やしながら、日本語を学ぶことへの自信につなげていくことを大切にしています。

宿題についても、一方的に決めるのではなく、ご本人と相談しながら、取り組める内容や量を決めていきます。

保護者の方には、毎回のレッスン後に、その日に取り組んだ内容やご様子、今後の課題などをまとめてお送りします。

お子さまの場合、どこから始めるのがよいか分からなくても大丈夫です。無料相談では、現在の学習状況や補習校で困っていることを伺います。

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補習校を続けるか迷っている方へ

補習校では、同じように海外で日本語を学んでいる仲間と出会い、一緒に学ぶことができます。これは、家庭での学習や個別レッスンだけでは得にくい、貴重な経験だと思います。

一方で、補習校は集団で学習する場であるため、一人ひとりの理解度や進み方に合わせて授業の内容や速度を変えることには限界があります。

サクラ・チュータリングでは、補習校を続けることも、やめることも、どちらかを勧めることはしていません。

補習校を続けられる場合には、授業や宿題で分からなかったところを補ったり、苦手な部分を一緒に練習したりすることができます。

補習校をやめられる場合にも、お子さまに合った教材やペースを考えながら、日本語の学習を続けていけるようサポートします。

担当講師

Shiho Sato

サクラ・チュータリング代表

海外で日本語を学ぶお子さま一人ひとりのペースを見ながら、マンツーマンで指導します。

講師紹介

よくあるご質問

補習校の宿題を見てもらうだけでもよいですか

はい、もちろんです。

補習校の宿題をレッスンの中心にすることもできます。ただ答えを一緒に出すだけではなく、どこでつまずいているのか、なぜ取り組みにくくなっているのかを確認しながら、必要に応じて今後の学習方法も一緒に考えていきます。

補習校の教科書を使ってレッスンができますか

はい、可能です。

現在お使いの教科書を事前にお知らせください。必要に応じて、こちらでも同じ教科書をご用意したうえでレッスンを行います。

教科書によっては準備に少しお時間をいただく場合があります。

補習校と同じ週にレッスンを受けると、負担が重くなりませんか

必ずしも負担が増えるとは限りません。

むしろ、補習校で扱った内容がまだ記憶に新しいうちにレッスンを受けることで、「ここが分からなかった」「この問題が難しかった」といったことを思い出しやすくなります。

その内容を一緒に確認することで、つまずきを早い段階で見つけ、次の授業までに整理することもできます。

ただし、お子さまによって適切な学習量は異なりますので、負担が大きい場合には、宿題の量やレッスン内容も調整します。

補習校をやめたあとも続けられますか

はい、続けていただけます。

それまで使用していた教科書を引き続き使うこともできますし、お子さまの現在の力や目標に合わせて、教材や学習内容を組み直すことも可能です。

「補習校には通わないけれど、日本語の読み書きは続けてほしい」「漢字や国語は年齢に合った水準で学んでほしい」といったご希望にも合わせて進めていきます。

「今の学習方法でよいのか迷っている」「どこから手をつければよいかわからない」という場合も、まずは無料相談をご利用ください。お子さまの現在のご様子や、ご家庭で感じていらっしゃることを伺います。

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レッスンを始めるかどうかは、ご相談のあとに決めていただけます。

参考文献

  1. Longcamp, M., Zerbato-Poudou, M.-T., & Velay, J.-L. (2005). The influence of writing practice on letter recognition in preschool children: A comparison between handwriting and typing. Acta Psychologica, 119(1), 67-79. doi:10.1016/j.actpsy.2004.10.019
    Guan, C. Q., Liu, Y., Chan, D. H. L., Ye, F., & Perfetti, C. A. (2011). Writing strengthens orthography and alphabetic-coding strengthens phonology in learning to read Chinese. Journal of Educational Psychology, 103(3), 509-522.